「沖縄平和学習の旅の報告」
8月26〜28日にかけて、鹿教組結成60周年事業「沖縄平和学習の旅」を実施しました。1歳の赤ちゃんから59歳の方まで老若男女?全県下から39名が参加しました。
3日間を通して過酷とも言える猛暑の中、時に高台に上り、時に道なき道を進み、時に大量のやぶ蚊に襲われ、時にがけをよじ登り、戦跡を巡り学習を深めました。(行程の詳細は、画像と最下段の「しおり」をご覧ください)
特に3日目のシムクガマとチビチリガマでは、平和運動家で地元の読谷村議でもある知花昌一さんから、それぞれのガマの当時の模様(シムクガマでは約1000名の命が救われたのに、なぜ近くのチビチリガマでは85名が集団自決に追い込まれたのかなど)を詳しく説明していただきました。
また、チビチリガマでは、ガマの入り口に設置されているモニュメント「平和の像」の作者である金城実さんが、平和への思い、教育の大切さを熱く語られ、最後に「私もがんばる!先生たちもがんばれ!」とエールを送ってくださいました。
この旅を通して、私たちはあらためて「教え子を再び戦場に送るな!」の思いを強くしました。
(参加者の感想は9月中に発行される「教育かごしま」に掲載予定です。そちらもご覧ください。)
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