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「第60次県教育研究集会」

10月31日(土)〜11月1日(日)、「第60次県教育研究集会」を鹿児島市中央公民館と天保山中学校で開催しました。県・高から約500人が参加し、2日間にわたって、全体会、分科会などを通し現場実態や授業実践の交流など行いました。今回は60次という記念すべき集会となったため、数年ぶりに「市民に送る夕べのつどい」を復活させ、「派遣村」「反貧困」で有名な湯浅誠さんの講演会を行いました。市民の方を含め700人が参加し、「現代の貧困」について学ぶことができました。

県教研の2日間
<日教組教育改革キャンペーン> 青年部元気!
 「子どもの権利条約」が国連で採択されてから、今年で20年になりますが、子どもの貧困や虐待など、子どもをとりまく社会・地域の教育課題が問題になっています。日教組は子どもの最善の利益を最優先に考え、すべての子どもが豊かな教育を受けることができるように、全国でキャンペーンを行っています。鹿教組では、県教研当日青年部(13名参加)が「子どもの権利条約」パンフレットを天文館等で配布しました。午前中に作ったバルーンアートにつられ子どもたちが集まってきたため、保護者に語りかけながら配ることができました。

  

<全体会>
 15時30分から全体会が行われました。児玉委員長あいさつに続き、連合会長、県PTA連合会長のあいさつ、さらに柚木園文化部長の基調提案がなされました。「民主教育の確立」をめざし先輩方が築いてきた60年の歴史を持つこの「県教研」を、今後も引継ぎ発展させていくことが確認されました。

歌声サークル  委員長あいさつ 県PTA会長 基調提案・文化部長

<鹿児島支部アトラクション>
「トランスワールド どっちを向いて未来を歩く?」

 「県教研」の目玉・アトラクションは鹿児島支部の担当でした。現代の社会問題等を背景に子どもたち、保護者の悩み、教職員の苦悩などを描き、これから私たち教職員が何をめざしていくべきか、問いかけた素晴らしい内容で、会場から大きな拍手が起こりました。

<南薩支部歌声> 素敵な歌声ありがとう!


 昨年のアトラクションの勢いをそのままに、南薩支部が歌声を披露しました。南薩支部ではこの日のために、数ヶ月間練習を重ねてきたようです。会場も巻き込んだ合唱「翼をください」は、会場全体を気持ちのいい雰囲気にしました。


<市民に送る夕べ>
「現代の貧困〜派遣村から見た日本社会〜」
湯浅誠さん: 反貧困ネットワーク事務局長、08派遣村村長

 「派遣村村長」として有名な湯浅誠さんは、見えにくい現代日本の貧困の実態を可視化させ、社会全体で改善していく必要性について、わかりやすく講演されました。今回は、新政権でも活躍され超多忙な中での貴重な来鹿講演となりました。(講演内容の詳細については、後日報告します。)

<分科会スナップ>各分科会で熱い討論が繰り広げられました。


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