12月2日、「国立大学・高専・大学共同利用機関運営費交付金の3%削減に反対し、高等教育予算の充実を求める全国集会」が、東京・参議院議員会館会議室で開催されました。
　文教委員会に所属する衆参国会議員に対する要請行動などを行いましたが、そこで某大学哲学科の准教授は、「法人化以降、交付金はカットされ続け、教授が退官した後の職員補充もままならず、研究や講義に必要な文献を買うときも手出ししている。また、すぐに研究の成果を求められるが、私たちのような文系は、理系と違って成果が出るまでに時間がかかる。このままでは文系の学問は衰退してしまう」などと窮状を訴えられました。