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大阪の人件費削減反対闘争に対する激励・支援へのお礼

 このたびの大阪府橋下知事による公務員史上類を見ない巨額の人件費削減反対闘争に対し、全国の仲間の皆さんから多くの激励と支援をいただいたことに感謝します。
とくに6月20日の大雨の中での7,000人集会や、7月22日の酷暑の中での5,000人集会には、全国から多くの仲間の皆さんに駆けつけていただきました。大阪教組組合員は、日教組結集の意味と全国連帯の大切さ、心強さを実感したと思います。
 結果は、残念ながら平均11.4%の大幅削減、とりわけ退職手当の削減という公務員制度の根幹に関わる改悪を止めることはできませんでした。このことは、全国に計り知れない影響を与えることは必至です。申し訳ありませんでした。
 しかし、大阪教組は闘いに敗れましたが、闘争には勝利したと思っています。こんな時代だからこそ、組合への結集を訴え、この4・5月の2ヶ月だけで500人以上の組合への新規加入を勝ち取ることができました。また、集会等への動員体制を確立していく取り組みの中で職場に組合を再生させるという所期の目的を達成できました。さらに、教育条件では、当初、35人学級の廃止が提案されていましたが、府PTA協議会と連携して100万を超える署名を集約したことによって、当初案を撤回させることができました。
 今後橋下知事は、人事評価制度やさらなる退職手当制度の改悪など、賃金を含む勤務労働条件への攻撃、新自由主義に依拠した東京型の「教育改革」等、休みなき攻撃を展開してくることが予測されます。大阪教組はこれに屈することなく闘い続けることを表明して、今回の一連の闘いへのお礼といたします。ありがとうございました。

  

            2008年7月
大 阪 府 教 職 員 組 合
中央執行委員長 新 居 晴 幸


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