11月23日、県教育会館で「期限付教職員連絡会」を開催しました。これは「鹿教組・期限付教職員部」の創設を目途にしたものです。
この中で、3年前に専門部を立ち上げた「福岡県教組臨採部」から講師をお招きし、県教委と交渉することで賃金や処遇の改善がなされたとりくみをご紹介いただくなどして「期限付教職員部」創設の意義に理解を求めるとともに加入を勧めました。
また、期限付教職員の実態などを交流し、例えば「同じ仕事をしながら給料は低く何年やっても昇給が頭打ちとなっている」「契約期間が年度末に一旦切れるため、同一校に続けて勤務しても4月中の手当が支給されない」「年休がとりにくい。また、採用時に諸休暇など勤務条件がまったく説明されていない」「教育論文の提出強要がある。次の採用に関係あるようなことを言われれば忙しくても断れない」といった声が出されました。
すでに加入届を出された方がいらっしゃることからも、今後、鹿教組では3学期中に規約作成など「期限付教職員部」創設の手続き等をできるだけ早く進めます。県当局、県教委に対しての「期限付教職員の処遇改善に関する要求書（仮称）」の作成、提出、交渉などを行うなどによる期限付教職員の処遇改善に向けた動きを一層強化していきます。
期限付教職員の方で「鹿教組・期限付教職員部」について詳しくお知りになりたい方は、トップページ最下段の問合せ先までご連絡ください。（匿名でもかまいませんが、鹿教組個人情報保護規定に基づき、名のられたとしてもご本人の同意なしに外部等に個人名等が漏れることは決してありません。また、加入強要などもいたしませんので安心してお問い合わせください）