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「九ブロ組織運動交流集会参加者の感想」
熊本阿蘇ビラ司ガーデンホテルにて
川内中央中学校分会  麻生将子

 黄金色の穂波と、コスモスに彩られた秋の豊肥線を、レトロな“阿蘇BOY”に乗って支部書記長濱田さんと二人、阿蘇に向かいました。
 あこがれの阿蘇駅はしかし、やはりここも小泉政権時の悪政によって、みやげもの品店は軒並みシャッターを閉じていました。一瞬、悲しい気持ちになりながら二人はタクシーでホテルへ急ぎました。
 一日目と二日目は分散会に時間がたっぷりとってあり、九州各県の参加者と十分意見交換することができました。分散会では、鹿教組の組織拡大の現状と川内中央中分会のとりくみを、濱田書記長とわたしの二人で問題提起をしました。
さらに、昨年から始まった「評価制度」が、じわじわと職場に陰を落としてきているようでした。そうした実態交流の中で「長崎県では、同制度そのものについて、また特に賃金とリンクさせることについて反対している校長がかなりいる」「福岡高教組として、『自己評価なのだから、それに校長の圧力で修正を加えることは許さない』というとりくみを徹底してやっている」という報告などが印象に残りました。
 沖縄の仲間から、教科書から「軍の関与」を強制的に削除させた文科省の検定撤回を求める9.29県民集会の模様が、熱く語られました。県民の約1割が参加、「参加者数は12万人を超えたのではないか」ということ、テレビによる実況中継、そして各島でもそれぞれ集会がもたれたこと、当日バスが無料で運航されたことなど驚くばかりでした。沖縄の県民の手で、国の検定制度を根底から揺るがしたということは、非常に大きな意味をもっていると思います。一つ目には大衆の力こそが政治を動かすということ、二つ目には愛国心教育の導入をねらって「軍の関与」記述を削除しようとした政府・文科省に痛打を浴びせたということです。
 最後に、鹿教組の仲間の粋なはからいで、10月初旬に誕生日を迎えた参加者に花束とお酒のプレゼントがありました。私もそれをいただき、とてもHappyでした。



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