8月15日、鹿児島市黎明館講堂で「鹿児島県憲法を守る会・鹿児島県平和運動センター」主催の「8.15不戦を誓う日の集会」が開催されました。
　今年は梅林宏道さん（NPO法人ピースデポ代表）をお招きし、「米軍再編〜そのねらいとは〜」と題してご講演いただきました。梅林さんは、「現在の国内米軍再編は、決して沖縄の基地を縮小し沖縄県民の負担を軽減するという話ではなく、米国の国益に基づく米軍の世界的再編の一環の中で行われているにすぎない。こうした米軍の動きに反発する国もある中で、率先して協力しているのが日本である」と、世界的視野に立って日本の現状を語られました。
会場には例年以上にテレビなどマスコミの姿が目立ちました。憲法・教育基本法の「改正」をくい止め、日本を「戦争をできる国・する国」へ向かわせないためには、まず、より多くの方に関心を持ってもらう必要があります。あらゆる機会をとらえて、世論喚起をはかるために積極的に行動しましょう。
　※「ピースデポ」の活動については、ホームページhttp://www.peacedepot.org/をご覧ください。