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教育基本法改悪ストップ!5.27集会開催
                     
 5月27日午後1時より、東京・芝公園(東京タワーの近く)で開催された「教育基本法改悪ストップ!5.27集会」には、鹿教組からも31名が参加しました。
 あいにくのどしゃ降りとなった開会集会から、寄せ書きを持ってのデモ行進まで、精いっぱい「教育基本法改悪阻止」のアピールに努めました。


(日教組速報27号)
全国から5千名が結集し、雨のなか教育基本法「政府法案」廃案に向けて決意を固める
 5月27日午後1時より、東京・芝公園23号地において教育基本法改悪ストップ!実行委員会(フォーラム平和・人権・環境、部落解放同盟、平和・人権・民主主義の教育の危機に立ち上がる会、子どもの人権連、子どもと法・21、全国退職女性教職員の会、日本退職教職員協議会、教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会呼びかけ人、日本教職員組合)主催による「教育基本法改悪ストップ!5.27集会」が開催され、全国から日教組各単組の組合員をはじめとして5千名が結集しました。
 主催者を代表して平和・人権・民主主義の教育の危機に立ち上がる会代表の熊谷一乗さんは、「国会での質疑で教育基本法を急いでかえる必要がまったく無いことが明らかになっている。政府法案が成立すれば、国を愛する態度を養うことが学校現場に求められるようになり教職員たちが苦しめられることは必至である。小泉首相は愛国心について評価は難しい、しなくても良いと答弁しているが、国旗・国歌法のように行政側の裁量で指導されることになる。現行法10条の教育は国民全体に直接責任を負って行なわれるとの規定が変えられ国家と行政による統制がますます強まるなど政府法案は平和・人権からみて問題点が多い。教育基本法は憲法に準じる法律であるのであらゆる角度から充分に調査・討議する必要がある」と述べ、平和と人権尊重の教育、子どもたちの明るい未来のためにともにたたかおうと訴えました。
 構成団体のとりくみ報告で、日教組森越委員長は、「外国メディアからも色々取材を受けるが、法律に愛国心について書かれることは国際的に理解できないという。多くの仲間と手を結び戦線を広げていく必要がある。連合本部も@広範な論議を保障すべきで、今国会での拙速な結論には反対A 政府案は策定過程での情報開示が乏しく容認しがたいB国会に協議の場を設け、多岐にわたる論点について慎重かつ十分な議論を求める、との立場を決定している。野党も拙速な改正反対、慎重審議を求めることで一致している。慎重審議を求める署名も100万筆を越えている。しかし、一方で我々の陣営を分断・かく乱しようという策謀もある。政府法案反対、慎重審議をもとめる戦線を大きく広げていこう」と訴えました。
 また、教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会呼びかけ人、フォーラム平和・人権・環境の代表からもとりくみ報告が行なわれました。
 EI(教育インターナショナル)からは「新たな教育政策、学校組織などについては教職員組織と協議するという方法を確立するよう日本政府に求め、公教育、万人に対する平等な教育機会、専門性の自由に対し好ましくない影響を与える『改正』には抵抗せざるを得ない」とし教育基本法「政府法案」に反対する日教組を支持するとのメッセージが寄せられました。
 集会を激励するために来賓として出席した日政連・神本みえ子参議院議員、那谷屋正義参議院議員には参加者から大きな声援がおくられました。
 集会終了後参加者たちは、雨の中を、新橋、銀座、有楽町、東京駅前を「政府法案」反対のシュプレヒコール、アピールを力強く行ないながら、常盤橋公園までデモ行進しました。


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