はじめに 鹿教組の情報 ほっと一息
TOPICS イベント情報 リンク
戻 る
養護教員部への扉
第49回日教組養護教員部研究集会に参加して
求名小分会 下田平 美紀子

 群馬県安中市の磯場温泉「ホテル磯部ガーデン」において、7月25日(土)〜27日(月)の2泊3日で上記の会が開催されました。鹿児島からは、鹿教組6名、高教組1名での参加となりました。
 基調提案では、「子ども教育をとりまく状況」「養護教員・学校保健をとりまく状況」が述べられ、経済・金融危機により社会問題化した「子どもの貧困」をどう考え、子どもの生存権や学習権を社会がどのように保障していくのか等々私たちの進める方向性が示されました。
 また、記念講演でもしんぐるまざあず・ふぉーらむ赤石千衣子さんの「格差社会がもたらしたもの〜追いつめられたシングルマザー・子どもの貧困〜」と題して当事者たちの声をまとめた現況や連鎖を拡大しないためにとりくんでいることをきくことができました。
 2日目は、「子どもの健康権保障のために」「私たちがつくる健康教育」「養護教員部運動をすすめるために」など5分科会に分かれ、指定レポートによる提起がありました。各県の実態報告や活発な意見交換から今後どのようにとりくむかなどを確認できました。
 3日目は、6つの講座「学校救急医療と医療行為」「むし歯を学ぶ、むし歯で学ぶ」「養護教諭 不思議なもの?」「あふれる健康情報をどう読み取る」「子どものおやつと携帯電話を考える」「不登校の医療化を考える」に分かれ、講師の先生方の専門的な講義に四苦八苦しながらでしたが新しい情報を仕入れ、知識を深めることができました。
 やはり、全国の仲間と出会い、あいさつを交えながら、討論の中に参加していくと「目からウロコ」がどんどんとれていきました。学習を深めることが、自分自身を高める機会になるということをあらためて認識できました。鹿児島の参加者はもちろん、他県の仲間と交流をし、日養研の前後に旅行をくむことで、お腹いっぱい頭いっぱいの旅を満喫できました。

 



トップページへ戻る