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青年部への扉
第2回 TOMO-KEN(青年教育実践交流集会)に参加して
 川畑小学校分会  境 豊光

10月30日(土)、台風14号が関東地方に向かっている中、わたしたち鹿教組青年部の3名も東京に向かい、トモケンに参加した。

昨年度から始まったこのトモケンは、全国の青年同士で「子ども」に関わる部分の実践を交流しようという、非常に魅力のある楽しみな会であったが、不安もあった。それは、レポートの代わりとなるA41枚の「エントリー票」を提出しただけ(レポート提出は任意)であったので、これだけで2日間の分科会は「持つ」のか?ということである。(ただ、それだけだったので、参加しやすかったのは確かである。)

しかし、分科会が始まると、そんな不安はすぐにぬぐい去られた。お互い青年同士だからだろうか、話し始めると、あっという間に時間は過ぎていき、逆に最後までちゃんと議論できるだろうかという不安の方が大きくなっていった!?

わたしは、「子どもの権利条約」分科会に参加した。権利条約だけに特化した分科会だったので、中身の濃い議論を行うことができた。しかし、それだけに議論が「深みにはまって」しまう部分もあった。
権利条約をわたしたちは保障しなければならない。ただ、実際の学校生活の具体的な場面の中で、それは子どもの権利を保障しているのかという「ギャップ」である。字数の関係上、詳細は省略するが、逆の不安はまさに的中して、最後のところへ行きつかぬままタイムオーバーとなってしまった。
ただ、この分科会で改めて認識したことは、子どもの権利条約を保障するということは、「子どもが安心して過ごせる学級や学校などをつくる」こと、そして「子どもと対等な立場でいる」ということであった。

分科会で「熱い」関係になった全国の仲間と、夜の交流会でも大いに語り合い、そして、九ブロの仲間、さらには高教組も含めた鹿児島の仲間と夜遅くまで飲んで、歌ったのは言うまでもない・・・。

わたしたちの「友に学ぶ 共に学ぶ」という団結に台風は吹き飛ばされてしまったのか、何の影響も受けることなく、有意義な2日間を過ごすことができた。






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