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青年部への扉
第52回 日教組九州ブロック青年教育労働者の集いに参加して
大隅地区支部肝属地域協議会
垂水小学校分会 山ヶ城 美奈子

 8月10日(日)〜12日(火)まで,宮崎県で開催されました。
 会場県青年部長の「家族の支えがあり,なかまの支えがあり,ここまで準備を進めることができました。3日間,よろしくお願いします。」という,力強いあいさつでスタートしました。
 初日は全体会の後,平和公園にある「八絃一宇の塔(平和の塔)」を題材にフィールドワークを行いました。その前に,会場でDVDによる事前学習をしました。その後,バスで移動。グループに分かれて,「平和の塔」に隠された事実を聞きました。礎になっているたくさんの石は武力によって持ってこられたこと。“紀元二千六百年”を記念して建てられたこと。天皇中心の国づくりを自信をもって行ってほしい,という当時の相川知事の提唱。石に刻まれた○○隊の文字…。話を聞きながら,「平和の塔」とは名ばかりの“侵略の塔”という印象が強くなりました。日本以外の国の方々の人権・歴史や文化を奪ってできた塔が「平和の塔」なのでしょうか。他にも「ここに立って,手を打ってみてください。パン!と音が響きます」という場所で手を叩くと無意識に2回手を打ってしまします。講師の方がいつの間にか宗派をこえて“神道の柏手”になってしまっているように感じるとおっしゃられ,ハッとしました。
 2日目は,7つの分科会が開設され,それぞれ興味のある分科会に参加しました。鹿児島からは,「職場の民主化」の分科会で曽於でのとり組みのレポート「衛生委員会で職場が変わる」を出しました。参加者から「過ごしやすい職場=民主的な職場でもある。衛生委員会を形骸化せず,未組織の人も巻き込み,いかしていかなければ,と考えた」等の感想が寄せられました。レポートを快く引き受けてくださった曽於のみなさん,ありがとうございました。昨年,鹿教組青年部で行ったアンケート結果から青年層の実態が明らかになっています。過ごしやすい職場をつくるために,還流パンフレット等を活用し,未組織の方に語っていきましょう。
 夜には全体交流会があり,九州のなかまたちと楽しい時間を過ごしました。 3日目は分科会報告・意見交換を行い,団結がんばろうで閉会となりました。 3日間,熱い議論を交わし,楽しく交流をし,「なかまとつながる」ことの大切さを改めて感じる集会となりました。わたしたち青年部層が抱える多忙化,経年研,免許更新制,賃金形態の変化など,各県の状況を知る機会にもなりました。もっと詳しく知りたい方は,参加した方に話を聞いてください。もっともっと詳しく知りたい!九ブロの感動を体験したい!という方は,来年の大分の集いに参加してください。
 最後に…なかまのみんなが大事。写真撮影の合い言葉は・・・
「愛がいっぱ〜い!」

   
フィールドワーク フィールドワーク
フィールドワーク 交流会のあとで・・・
鹿教組と高教組 全体交流インターナショナル
全体交流会 全体交流会
全体交流会ステージ 熱く語る山ヶ城さん
分科会運営境さん 分科会岩川さん
分科会司会外山さん 分科会光瀬さん時吉さん




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