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事務職員部への扉
2011年度鹿児島県教職員組合事務職員部第42回定期大会報告

事務職員部副部長 福ア真澄(藤川小分会)

 2011年6月11日(土)鹿児島県教育会館3階ホールにおいて、鹿児島県教職員組合事務職員部第42回定期大会が開催されました。県内各支部選出の代議員44人が質疑・意見・討論に参加し、「2010年度 闘いの総括」、「2011年度 活動方針」、「大会スローガン」を決定しました。
 私たち学校事務職員をとりまく情勢は様々な面で変化し続けています。資金前渡職員口座が普通決済預金口座に変更されたことや、いまだに課題を残している旅費請求方法の変更など、各支部で時間をかけて議論し集約していくということではなく、あわただしく対応しなければならないという状況もありました。労働条件をめぐる大きな変化として、人事異動の「標準」が改正されることに伴って、学校事務職員にも適用され、それによる初めての異動がありました。鹿教組事務職員部の制度確立の大きな柱である学校事務の「組織化」は、2011年度に本格導入した市町も続き、確実に前進しているという状況です。さらに県内全域での広がりと定着をめざして活動を展開していかなければなりません。
 大会の中でも、これらの課題をはじめ、多忙化解消にむけた定数の改善・確保のとりくみ、再任用にかかわって希望どおりに採用されているかといった現状、期限付職員の労働条件改善などについて多数の質疑・意見・討論がありました。
 公務員に対するバッシング、特に賃金が引き下げられる一方という状況の中、現状を維持する方向になってしまいがちですが、「給与構造」の「改革」によって若年層の賃金は将来の展望が持てない実態となっていることから、特に若年層の賃金改善に向けた手立てをとる必要があるという趣旨で修正案が提出され、それを受けて議案を変更しました。
 2011年度の役員には、部長・副部長4名とも留任ということになりました。課題は、確かに山積している状況ですが、鹿教組事務職員部の団結で少しでも前進するよう活動していきたいと考えています。どうぞ、よろしくお願いします。





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