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事務職員部への扉
九州ブロック学校事務研究集会 鹿児島大会
子どもの学習権保障をめざす学校事務の創造
「黎明の地で、集い・語り合い・つながる」大会参加報告

有明中分会 北原政文

 8月2日〜3日にわたり霧島国際ホテルにおいて開催された九ブロ事務研に参加しました。2006年7月に開催された佐賀大会開催の折、豪雨に見舞われ佐賀にたどり着くことができなかった私にとって、九州ブロックの事務職員のなかまが霧島に無事に集まることができた事も今集会の喜びの一つでもありました。
 私にとってはレポート報告もなく一般参加での2日間の集会でしたが、開催県ということで見えるところ、見えないところで集会の成功のために尽力してくださった鹿教組本部・県役員をはじめとする実行委員の部員の皆さんや、多くの時間を費やしレポートの作成・報告をしてくださったレポーター、分科会運営委員などの方々のおかげでさまざまな学習をすることができました。改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 私は第1分科会「賃金・権利・組織」の分科会に参加し、「組織の強化・拡大」(佐賀)「人事評価制度」(鹿児島)「学校事務の共同実施」(大分・長崎)のレポート報告を受け学習させていただきました。各県からの報告を聞きながら共感できることや共通する課題などもありましたが、逆に、共同実施に関わること、人事評価制度に対する認識(受け止め方?)、事務職員が未配置である学校への関わり方など鹿児島県と九州各県との違いが多くあることも改めて気づかされました。また、他県でも組織率の低下によって年々活動が厳しくなっていることも報告され、10年後を見据えた活動をすすめるためにも、危機感をもって拡大行動にとりくむべきとの声も聞かれました。長崎や沖縄からは未組織の方も参加されていました。長崎の方は交流会の場で加入の決意を表明され、翌日には加入届にサインをされました。
私は組合のいろいろな会に出会し、いろいろな方の話を聴いたり、また自分の考えをまとめ語ることによって、自分のポジションやこれから進むべき方向を確認できています。今回の事務研鹿児島大会もそのような会になりました。
 今回参加できなかった部員への還流はもちろんですが、未組織の事務職員にもこの2日間で学んだことを語って、来年の宮崎大会は新しいなかまとともに参加できるようにつながりを作っていかなければと思いました。





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