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事務職員部への扉
「第47次学校事務研究集会 開催!!」

 2009年2月7日(土)〜8日(日)、県教育会館において第47次学校事務研究集会が開催されました。
99名の参加がありました。
 開会集会で、早ア部長から、「いよいよ鹿児島においても共同実施が導入されることになった。これまで多大なる難儀をかけた頴娃町やさつま町の献身的なとりくみが大きく実ろうとしている。この実践を基礎に今後具体的な闘いを進めなければならない。役員も県教委と学習会を行ったが、(さつま町の)この実践があればこその協議ができた。全国でも誇れる内容であると思う」というあいさつがありました。
 全体会の中では、児玉書記長から情勢報告、そのあと「熊本県宇城市における学校事務支援室(共同実施)及び『子どもの学習権』『子どもの権利条約』の保障に向けて〜奨学金・生活保護・準要保護等のとりくみについて〜」という内容で熊本県教組の本田千鶴子さんから講演をしていただきました。本田さんは、本年度から始まった熊本県の「共同実施」本格実施を受け、準備段階から宇城市での制度確立に関わり、また、学校現場においては子どもと近い位置にスタンスを持ってとりくまれている実践を報告していただきました。まさしく本集会のメインテーマ「子どもの学習権保障をめざす学校事務の確立」を実践されていらっしゃる方だなと思いました。
 参加者からも「本田先生から熊本のとりくみを説明していただきとても勉強になりました。また、子ども・保護者の方たちとの関わり方等胸の熱くなるお話をうかがえていろいろ考える機会になりました。お話が聞けてとても良かったです」といった声をおおく聞こえてきました。
 分科会は、11本のレポートを4つの分科会にわけ議論しました。論議の中心は、やはり「共同実施(支援室)」についてでした。参加者からも、不安要素が払拭されていない状況の中で、やらざるをえないということで前向きにとりくんでいこうという強い意志を感じました。
 今次県事務研には、3月末退職という大先輩も多く参加していただき、懇親会でも一言ずつあいさつをいただきました。「先輩方の発言はやはり重みがある。貴重な意見を聞くことができてよかった」という声もおおかったと思います。
 これまで、事務職員部運動を築き上げてきた功績にあらためて敬意を表します。これから、苦難の状況は続きますが鹿教組事務職員部運動をさらに盛り上げていきたいと思います。



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