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平和への扉
第1回
佐土原 光孝
過去を語り、現実を見つめ、未来のために平和を守り抜こう!

 ホームページに一つの部屋をもらうことになり、何を書き綴っていこうかと思ったとき、浮かんできたのが平和教育でした。私は転勤で喜界島に行ったときから、平和教育に目覚めライフワークとしてとりくんできました。喜界島ではちょうどそのころ、象のオリ・OTHレーダー基地の建設話が持ち上がってきたときでした。喜界島の町労評(現平和運動センター)を中心に反対運動をとり組みました。今でも、議会対策で議員さんたちの家を訪ねてまわったことを思い出します。なかなか会ってはくれませんでしたが・・・・。
 1986年6月議会でわれわれの建設反対の陳情が委員会採決では否決されたのですが、本会議で一転、反対の陳情が採択されたのには感激しました。その後、紆余曲折を経て、この3月に完成し、一部稼動をはじめています。みどり豊かな喜界島に不似合いな要塞が完成しました。あの象のオリも誰のための物かといえば、アメリカの安全を守るためのものです。遠い極東の地での情報を本国に送るために。もしアメリカが攻撃されるとなると一番先に狙われるのは、レーダー基地です。ミサイルの標的となることでしょう。
 姶良に転勤になったときも、ちょうど県の教育研究集会が姶良で開催され、平和展をしようということになり、お手伝いをしました。あるスーパーの2階を借り(快く貸していただいた店長さんは立派な方でした。感謝しています)、戦時中の赤紙や、ちゃんちゃんこ・写真パネル等を展示しました。準備は大変でしたが、とても、充実した時を過ごせたと思っています。その後、平和教育推進委員会のメンバーとして平和教育に携わってきました。平和カレンダーや平和資料集も作りました。今は本棚で眠っているようですが…。
 そこで、これから「平和への扉」と題して、「棚からひとつかみ」(山下達郎さんがFMラジオの番組で使っている言葉です)で、平和教育について書いていこうかなと思っています。平和教育の参考材料なども入れ込みますから、時々覗いて、もしよかったら朝の会や帰りの会、いろんな場面で「平和」を語るときの参考にしてみてください。
 では、また。



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