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教育文化研究所への扉
鹿児島県民文化研究所運営委員会を開催
「今こそ、自主編成の大切さを再確認」

 2013年1月19日(土)、鹿児島県民文化研究所の運営委員会を行い、今後の国の教育施策の動向や今の学校における悩み・課題について意見交換を行いました。
 政権交代後の国の教育については、教育基本法を改悪した張本人が首相である安倍政権とどう対峙していくかということが議論されました。また、現在学校で子どもたちに接している教職員からは、過密・多忙を極める学校において、子どもたちが安心して過ごせない状況や新学習指導要領による様々な弊害などについて意見が出されました。
 ここでの議論をもとに、来年度は教育課程の自主編成をテーマに運営委員会やゼミナールの開催を行っていくことなどが確認されました。

 【報告頂いた内容(抜粋)】
  • とにかく授業内容がいっぱいだ。1年生でやっと60までの数字を学んだら、「時計」が入ってきて「1」を「5分」と読まないといけない。(算数)できる子はいいが、混乱する子がいる。
  • 保健室に集まる子どもたち。学級の中で担任に本音で語れていない。担任がいない日にはじける子どもたちがいる。
  • 「4校時に移動教室があると嫌だ!だって、担任が○時までに準備ができなかったら、来週も当番をさせる。○時までに食べ終わらなかったら廊下で食べさせられる」(子どもの声)
  • 点数だけで重視する職員の多さに僻々する。できないと「努力がたりない」「ちゃんとやらないからだ」と言う。そうすると、子どもどうしの中でも「ちゃんとやってよ」などと発言する子が出てくる。つながって、助け合う雰囲気がもてない。
  • 中学校で子どもたちどうしがグループ学習や話し合いの仕方など分かっておらず、できない。
  • 院内学級をもって初めて気づくことがある。やはり子どもたちは笑顔で元気に生活できればいいのではないか。子どもが亡くなるということのつらさ。
  • 教職員がおかしさに気づけていない。やはり頼りは分会だ。

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