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| 「教育基本法改悪を受けての12月16日の記者会見と声明」 |
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12月15日に政府・与党により教育基本法が改悪されたことを受け、12月16日、鹿教組は、高教組、教育を守る県民会議とともに、県庁で記者会見を行い、声明を発表しました。
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参院・特別委員会での教育基本法「政府法案」
の強行採決に対する抗議声明 |
保護者・県民の皆さん！
昨日、政府・与党は、参議院「教育基本法に関する特別委員会」で、教育基本法「政府法案」を強行採決した。憲法に準じる重要法案を十分に審議も尽くさないまま、強行採決したことに私たちは、強く抗議する。
教育基本法は、「教育の憲法」、すべての教育法規の方向性を定める重要な法律であり、教育基本法「改正」によって、数多くの教育関連法案がすべて「改正」されることになるだけに、私たちは、国民に開かれた徹底した慎重審議をもとめてきた。
しかしながら、政府・与党は、国民に直接意見を聞く場として設定した「タウンミーティング」での「やらせ問題」の原因と責任を明らかにせず、一部閣僚の給与返還で、国民を欺きながら、強行採決を行うという暴挙を行った。
保護者・県民の皆さん!
政府・与党は、教育基本法「改正」が、受験競争の激化や「いじめ」など山積する教育課題解決にどうつながるのか、一切明らかにすることなく、採決を強行した。
「改正」法は、「国を愛する態度」の規定、「教育振興基本計画」の策定などにより、教育内容の画一化・国家統制を強めるとともに、公教育に市場原理を導入して、公教育の破壊を企図する内容となっている。
今回の教育基本法「政府法案」の強行採決は、日本における公教育の破壊、子どもたちから夢と希望を奪うものに他ならないことは明らかである。
保護者・県民の皆さん！
私たちは、「政府法案」の強行採決に強く抗議するとともに、今、日本の教育が直面している、格差・不平等社会のなかでの子どもたちの苦悩に寄り添い、粘り強く実践・とりくみを進めるとともに、平和憲法を守り抜くとりくみに全力を挙げていく。
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2006年12月15日
民主教育を守る県民会議・鹿児島県憲法を守る会・県平和運動センター
鹿教組・鹿高教組 |
