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知っていますか?ディーセントワーク

 ディーセントワークということばをご存じでしょうか?ディーセントワークは 1999年に国際労働機関(ILO)総会において21世紀のILOの目標として提案され支持されました。英語のdecentには「きちんとした」「まともな」「適正な」といった意味があります。
 ディーセントワークとは、人間らしい生活を継続的に営める人間らしい労働条件のことであり、直接的労働条件としては、労働時間、賃金、休日の日数、労働の内容、などが人間の尊厳と健康を損なうものでなく、人間らしい生活を持続的に営めることが求められます。また、それを保障する労働条件として、結社の自由・団体交渉権・失業保険・十分な雇用・雇用差別の廃止・最低賃金などの確保が必要です。後半の労働条件は前半の直接的な労働条件を改善・維持するために必要な条件であり、この両方の労働条件が確保された場合ディーセントワークが実現されたと言えます。
 連合が加盟する国際労働組合総連合(ITUC)は、10月7日を「ディーセントワーク世界行動デー」に設定し、2008年以降毎年、世界中で数百万もの労働組合活動家が行動を起こしています。これまでに130カ国で1,088件に上るとりくみが行われてきました。
 連合鹿児島においても、鹿児島県最低賃金改訂施行日の10月28日に、最低賃金の周知とディーセントワークを訴えるチラシ配布行動を、天文館にて行いました。また、30日には、ディーセントワーク世界行動デー鹿児島集会が行われ、約500人が参加、集会とデモ行進を行いました。


(2010年10月7日世界行動デーに行われた連合の全国青年ユースラリーにおけるスタンドアップ行動↑)

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