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子どもたちに笑顔を「子ども救援カンパ」

=鹿教組定期大会で決定=

今、子どもたちは
 金融不安に端を発する世界同時不況は、日本経済に深刻な影響を与えています。経済情勢の悪化が子どもたちのくらしや学びに与える影響は大きく、深刻な状況が続いています。給食費や学級費が払えなかったり、経済的な理由で進学を断念したり中途退学せざるをえなくなったりする状況が全国的に増加しています。
全国で連帯の輪
 このような情勢の中、連合は「雇用と就労・自立支援のためのカンパ」にとりくんでいくことを提起しました。これを受け、日教組は第152回中央委員会で「困窮・困難な環境・状況にある子どもとその家庭支援につながるようとりくむ」とし、「こども救援カンパ」にとりくむことを決定しました。
鹿教組のとりくみ
 第74回鹿教組定期大会の中も、子どもたちの厳しい現状がたくさん報告されました。子どもたちに寄り添った実践やとりくみを発信・提案できるのは、学校現場において鹿教組の組合員しかいません。定期大会の中では、わたしたちに今何ができるのか議論され、「子ども支援カンパ」への対応について、以下のことが決定しました。

  • 日教組「子ども支援カンパ」に、組合員一人1000円以上を基準にカンパを求めます。このカンパ金は日教組を通じて「あしなが育英会」、連合(雇用支援)に渡されるとともに、鹿児島県においては「鹿児島県維持財団」等に寄付します。
  • 各現場では、趣旨を広くPRするとともに、未組織者にも協力を募りましょう。(カンパの金額は指定しません)

 今日の経済状況は、わたしたちの生活にも大きな影響を与えています。そのような中、「一人1000円以上」のカンパは厳しい提起であるということを認識しつつも、困難な状況にある子どもやその家庭を支援すると言う趣旨をご理解いただき、とりくみをお願いします。

※「あしなが育英会」は、保護者が病気や災害、自死などで死亡、または後遺障害で働けない家庭の子どもに対し、高校・大学等の進学のための奨学金事業を行っている団体です。個々に寄付することを日教組が選定した理由として、「遺児」を要件としているが子どもに直接支援できる、全国を網羅している、「遺児家庭」は平均勤労年収が一般の約3割という状況があるなどが挙げられます。不況の影響で奨学金応募者に貸し出し出来ない状況にあります。

そのほかにも 分会として、今すぐ、学校でできること
 ※「子どもたちや保護者の厳しい生活状況を語ろう」と職員会議で提案する。
 ※保護者負担軽減の観点から、学級徴収金を減らすよう働きかけよう。


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