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第261回中央委員会 日教組臨時大会議案について討議 |
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3月10日、第261回中央委員会が開催され、(45名の代議員中女性参画は13%)日教組第94回臨時大会議案について討論がなされた。
また、今期で退任する押川執行委員長、中川路川薩支部書記長、原園肝属支部書記長、宮里熊毛支部書記長が退任のあいさつを行った。
質疑応答は、次のとおり。
Q 「休憩・休息」の改正は今後現場ではどうなっていくのか?
A 学校では規則改正がなされても現行どおりにしかならないだろう。しかし現場では、5分の休憩が増えている。どのようにするかは県教委で詰める。
Q 特別支援教育については、条件整備が大事だと考えるが?
A 「人的な配置を求める」というのが現場の要求であり当然である。現実は、養護学校への新入学生が増えているなど分離・別学体制がすすんでいる。「インクルーシブ教育は世界の潮流」になっているが、身近なところで大きな流れになっていない。チェックして公表していく機能を果たしていく組織的なとりくみが必要である。
Q 「新2級」を新設すれば、全員がそこにいけるのか?
A 中間管理職でない層をつくりえるのかというのが焦点になる。神奈川では6割を想定しており、鹿児島的にいえば1600人ぐらいの層が必要になる。
Q 「ジェンダー・性教育批判」対策プロジェクトはどんな機能を果たすのか?また、混合名簿や男女共同参画に対するバッシングの状況はどうなっているか?
A 日教組内部にできたプロジェクトチームで、積極的な発信をしていくとしている。混合名簿については、全国的な調査を始めてからは、各県増加の傾向にある。鹿児島は微増だ。男女共同参画については、千葉・徳島・香川などで逆行する陳情が採択されている。
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