だまされただけかい(合唱バージョン)
− 第57次 県教研アトラクションエンディング曲 −
作詞・作曲 秦 文隆
編曲 大山 高枝
1.かつて世界を巻き込んだ 大きな戦争があった
神の国が負けるなんて 考えられなかった
時代にそむく人たちが 次々に捕らわれ
人々はいつしか 口を閉ざしてしまう
隣人同士が仕組まれて お互いを監視し会った
誰もがこう言った 私は騙されただけだと
戦争を止められなかった罪を 背負うことなどしない
一人が騙されたなら 騙されるのも悪いと人は言う
あまりに多くが騙されたなら 騙されたのが悪いとは誰も思わない
2.この世に正義の戦争なんて あるはずもなかった
騙されきた人々が また騙されようとしている
途方もない犠牲でさえ 戒められぬ愚かさ
60年の歳月で 平和な国が崩れていく
はじめはいつもやわらかく 国民を守るためですと
やがて本性はむき出し 攻めてくる前に攻めろ
国のためなら人を殺せ 若者は国のために死んでこい
テレビで何と言おうと 新聞に何と書かれようと
疑う心を一億が忘れたなら 歴史は過去へともどされる
君も何十年かの後に問われたら あの時は騙されただけだと言うつもりか
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