鹿教祖戦後史-結成から3.11
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―399―鹿  教  組  等組織・教研等賃金・権利等労働・市民運動・県政等− 「教育白書」作成。保護者790枚,教職員1354枚に及ぶアンケートを集約・分析し「’06教育白書」としてまとめ,公表する。子どもをとりまく厳しい経済実態が明らかになり,全国教研での発表やまたマスコミにも注目される。その後の,保護者負担軽減のとりくみや各級段階での「子どもの教育権の保障」のとりくみに生かしていく。23 マスコミ各社「米軍空母艦載機離着陸訓練,馬毛島が候補浮上,硫黄島代替の恒常施設,防衛省,今後調査」報道27 濱田健一 病気を理由に政界からの引退表明3 全国的にも精神疾患による病気休職者が10年間で3倍になり,県内においても病気休職者中6割が精神疾患である状況の中,精神科医・竹下小夜子さんを講師に迎え「『パワハラ』学習会」を開催。30 「学校教育法の一部改正案」「教育行政法の一部改正案」「教員免許法の一部改正案」を国会に提出。わずか1ヶ月の審議で成立。13 鹿教組,県教委と’07年度定数交渉26 鹿教協,県教委と「教職員の評価制度」について交渉  「この制度もまだ2年目なので,弾力的に運用したい。皆さんの声を反映して,変えるべきところは変えていきたい」と回答21 鹿屋市で「在日米軍再編反対,特別措置法反対,改憲国民投票法反対県集会」開催27 県原水禁,南大隅町長に高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致検討の白紙撤回と「核施設拒否」条例の制定を求めて要請。同日,町長は断念31 「鹿児島に米軍はいらない県民の会」西之表市で反対講演会− 特別支援教育の実施  伊藤知事「高校再編計画は生徒数の問題だけではなく,地域バランスを考える必要がある」と指摘し,「高山高校と南大隅高校は,当面統廃合の対象にしない」と明言。24 全国学力・学習状況調査を強行実施。43年ぶりの学年全員を対象にした調査。直後に行ったアンケートにおいても過去の問題に取り組ますなどの点数に翻弄される実態が明らかになる。鹿教組は4月20日の新聞紙上において意見広告を掲載。− 「セクハラ」の学習資料の作成・配布17 鹿教協,県教委と「教職員の評価制度」について交渉  本格実施2年目を迎え,県教委担当者交代による確認交渉8 鹿児島県議会議員選挙  県議選 柳誠子 当選      遠嶋春日児 落選  霧島市区 桐原琢磨 当選  鹿屋市区 櫛下勝美 当選  熊毛郡区 石田尾茂樹 落選13 日本憲法に関する「国民投票法」強行採決 抗議FAX・メール行動22 姶良町議会議員選挙 本村よしはる 当選23 「馬毛島の自然を守る会」移転反対の署名を知事へ提出8 「5.8改憲国民投票法案に対する鹿児島県民集会」(みなと大通公園)8 鹿教組第72回定期大会(~9日)憲法施行60年,憲法改悪をもくろむ安倍自民党政権の教育「改革」の中での開催。  「安倍教育改革・教育関連3法案に反対し,参院選に勝利する特別決議」採択。9 沖縄において「沖縄戦での歴史歪曲を許さない~69教科書検定抗議県民集会」開催。鹿教組からも2人の参加。  「教育関連3法案」に対する抗議行動を,天文館において街頭演説・チラシ配布を展開。11 鹿教組,県教委教職員課人事管理係と’07年夏休みの勤務交渉  「教員にとって,研修は教特法で保障された教育活動に欠くことの出来ない重要なもの」という教育論議の中から,「①「場所ではなく内容」で判断すること,②長期休業でも事務職員・栄養職員の資質向上に役立つと理解した場合には,「出張・別勤など勤務形態はあるが,長期休業中であることを踏まえて,本人とよく相談」し,校長が判断すること,③「2学期に活かす」「教科担のみ」を基準化して,結果として研修を減らすことを自己目的化することはないこと」などを確認11 県憲法を守る会等は,自衛隊のイラク派兵に反対する平和運動の監視に対して抗議文送付

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